POINT 01 世界中のスパイスを輸入

カネカサンスパイスは世界中から年間5,000トン以上のスパイスを輸入しています。
各国のサプライヤーを訪問し、現地指導・品質確認などの関係強化に努めた購買体制づくりを
行うことで、当社基準を満たす原料を厳選しております。

POINT 02 世界中から輸入された
スパイスを評価・開発・配合

世界中から輸入されるスパイスを、知識が豊富な開発員が評価し、より良い原料を厳選。
それらのスパイスを使用し、お客様の要望に応じたミックススパイス、シーズニング、
液体スパイスなどの配合を行います。
また、お客様と共同で新製品を試作・開発するスペースも設けております。

POINT 03 最新の分析技術の開発と導入や、
安心安全と品質向上のための取り組み

スパイスは世界各国から輸入されています。品質管理センターではスパイスに農薬が
基準値以上残ってないか、日本国内で許可されていない放射線殺菌が行われていないかなどを検査します。当社ではこれらの検査に合格したスパイスのみを使用いたします。
また、より品質を向上させるためにも最新の分析技術の開発と導入への努力を継続しております。

当社の製品をお客様に安心して使用いただけるように、出荷前には工場の品質管理課にて
検査を行っております。
ヒトの目や舌、鼻などといった感覚器官を使った官能検査や、安全性や衛生状態を保つための
微生物検査など、品質安定のために日々検査を行っております。

当社は滋賀県と茨城県に自社工場があり、それぞれ西日本と東日本のユーザー様への製品を
中心に生産しております。
主な製品についてはBCP(事業継続計画)の観点から2拠点どちらも同じ品質になるような
製造工程を持っております。
両工場では輸入スパイス原料の選別殺菌から粉砕、配合を大規模に行う設備を保有し、
様々な単品スパイスやミックススパイスを製造しています。
また、滋賀工場ではショウガやニンニクのすりおろし等の液体スパイスの製造、茨城工場では
数g～数十gの粉末小袋製品や数gの液体小袋製品を生産できる多彩な包装形態に対応する設備も
保有しています。

POINT 04 ベトナムの海外工場
（KSS Vietnam Co.,Ltd.）では、
自社農場にてコショウ栽培もしています

2005年、世界最大のコショウ産地であるベトナムに工場（KSSV）を設立しました。
主にコショウの選別、殺菌、粉砕などの加工に加え、他のスパイスの加工も行っています。
親会社であるカネカサンスパイス向けの輸出から始めましたが、現在ではベトナム国内を含む
グローバルマーケットへの販売を強化しています。
2010年からはベトナムのコショウ栽培環境を次世代に引き継ぐため、環境に優しいコショウ供給を目指して自社農場での栽培も行っています。